【高い効果を実現するDXパートナーの選定ポイント②】
中堅・中小企業の制約と利点を理解した提案をしてくれるパートナーを選定すること

ビジネス・技術の両面における深い理解を持ったパートナーを選定することは重要ですが、そのパートナーが正しく中堅・中小企業の制約と利点を理解しているかも重要です。

制約を正しく理解していなければ「あるべき姿」は実現不可能な、まさに絵に描いた餅状態になります。特に、現状ではDXの事例は圧倒的に大企業事例が多く、そのような大企業と同じパターンを当てはめるだけのDXは当然、失敗しやすくなります。

中堅・中小企業の制約としては人材、資金、マーケット領域、プロジェクト期間など大手企業より遥かに多くの制約が存在します。

また、中堅・中小企業であることの利点を理解していることも重要です。

この部分を理解していれば、例えばDX実現のために必要な資金を場合によっては全額無償で取得できたり、中堅・中小企業だからこそ注目される広告戦略を取ることができます。

【高い効果を実現するDXパートナーの選定ポイント③】
他パートナーとの繋がりを広く持っているパートナーを選定すること

この部分も重要な要素の一つと思います。

具体的には、ハードウェア開発ベンダーとの繋がりであったり、安価にシステム構築が行える海外ベンダーとの繋がり、コストパフォーマンスの高い弁理士との繋がり、必要によっては大学や公設試といった機関との繋がりも重要になります。

例えばハードウェア開発ベンダーとの繋がりが重要であるのは、ハードウェアと組み合わせることでソフトウェアだけのシステムより効果が数倍に膨れ上がるケースが多々あり、DXとの組み合わせ案件についての実績を持ったハードウェアベンダーは非常に頼りになります。

その他にも上記のとおり、様々な繋がりが重要となる場合が多いですが、それらはDXによるビジネス変革を最大限の効果引き出す、または、コストを抑えるために重要な繋がりとなります。

後悔しない、優良パートナーの選定をしましょう

今やデジタル・ディスラプションという言葉があるようにデジタルテクノロジーによって、すでにある産業を根底から覆す(破壊)ような革新的イノベーションがあらゆる業界で発生し、中堅・中小企業こそ大きなリスクを負っている状況といえるでしょう。

アスナビスによる建設業界におけるDX事例紹介でもあるように、目に見えている事業の問題解決を達成しつつ、さらにはお客様自身が他社にその技術を売っていくことで新たな事業の柱とできることにデジタルトランスフォーメーションの真骨頂はあると思います。

我々アスナビスでは、ビジネス・技術の両側面に深い理解を持ち、中堅・中小企業様に特化しているからこそ展開可能なサービスがございます。

皆さまのデジタルトランスフォーメーションによるビジネス変革を引き続き、支援してまいりたいと思います。

※1 Tech RepublicJapan「AIプロジェクトの85%が失敗する理由」https://japan.techrepublic.com/article/35139229.htm

1 2